フロアグラフィックシートは、『床面』を広告スペースとして活用することができる広告手法です。
床面を有効活用するので、通常の広告効果に加え、足元の視認性が上がります。
底面がラバータイプのものは、撤去・再利用もスムーズに行え、吸着タイプは糊ではありませんが、薄く段差をほとんど感じません。
いずれも歩行者数にもよりますが、2年ぐらいの耐久力があります。
床一面を広告や販売品目に誘導ができる
フロアグラフィックシートの最大のメリットは、やはり床を広告スペースとして活用できる点ではないでしょうか。本来歩くためだけの用途である床面を広告スペースにすることで、自然と人々の目に触れさせることができるため、高い広告効果を得ることができます。
フィルム表面を特殊加工し、滑りにくい状態に
フロアグラフィックシートの表面は、滑りにくい加工を施していますので、歩行者にも安全です。また、汚れてもクリーナーや水拭きが可能です(ワックスがけは不可)。
使用状況で選択できる
タイプ1:フロアラバーマットです。裏面に床との滑り止めにラバーを貼っているので、移動が可能です。
タイプ2:吸着シートタイプです。裏面に吸着処理をしているので、貼って剥がすことができます。糊材は使っていないので、糊残りの心配はありません。裏面が汚れたときはウェットクロスなどで、拭くことで3~5回ぐらい使用できます。
タイプ3:再剥離シートタイプです。裏面は糊付のため、固定的に使用するときに最適です。
素材名 | 適正使用場所 | 特性 |
---|---|---|
ラバータイプ | 屋内 短期 | 裏に滑り止めのラバーが付いています。移動しやすく、保管もしやすいものです。展示会、商品の説明などに使いやすいものです。 |
吸着タイプ | 屋内 短期 | 裏面は糊ではなく、貼って剥がしても糊残りはありません。ほぼ力を入れずにめくれます。平滑面に対応します。 |
粘着タイプ | 屋内 短期 | 裏面に空気抜けようの溝があるので、貼り付け作業も簡単です。簡単にめくれないので、店内などに良い素材です。多少の糊残りはありえます。 |
ドラッグストアや量販店の
売り場案内に
大型店舗では売り場案内地図があっても、お客様は方向が分からず探されます。床に再剥離シートタイプのフロアグラフィックシートを誘導案内に入れることにより、簡単に目的地へと導くことができます。
定期的にデザインの入れ替わる
広告スペースに
通常、床面に塗装してしまうと、撤去や書き換えにはコストと手間がかかります。その点、フロアラバーマットや吸着シートタイプのフロアグラフィックシートの場合、糊付けを行わないため撤去も簡単で、シートを再利用することも可能です。コストや手間をかけることなく入れ替え可能なので、非常に使いやすい広告ツールといえます。